ガラガラ池

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MF文庫J
書名:豚は飛んでもただの豚?
発売日:2011/12/22
著者:涼木行
イラストレーター:白身魚

あらすじ

元不良でこの春から高校生になる真宮逢人は、バイト先から逃走する食い逃げ犯を追いかけていた。逃げられそうになったところを、ポニーテールの美少女・藤室綾の純白の……――ではなく、ハイキックに助けられる。真宮はその日から、綾のことをなぜか忘れられずにいた。高校の入学式当日、真宮の席の目の前には、見覚えのあるポニーテールが揺れていて、思わぬ再会を果たす。さらに、バイト先には綾の妹・瑞姫までやってきて、新しい日々が始まる予感。そんなある日、真宮は瑞姫から「綾姉のこと気になるんでしょ?」と告げられ――。第7回新人賞〈最優秀賞〉受賞作・元不良の少年と美少女三姉妹が織り成す、青春×初恋×ぽんこつストーリー堂々開幕!!

感想

MF文庫J第7回新人賞《最優秀賞》受賞作品です。イラストは『ココロコネクト』シリーズ等の挿絵を担当している白身魚氏。

まず一番気になったのはタイトル。なぜこのタイトルにしたんだろうという疑問です。確かに作中に同じ言葉が出てきますが主人公でもヒロインでもないキャラクターが言っている台詞だし、直接本編に関係が無いのですごく浮いている気がします。

あと続刊を意識しているというか前提と言うか1巻はまるごとプロローグという感じでほとんどお話は進みません。新人賞の最優秀賞受賞作ということで期待はしていたのですが、1巻だけでは評価しにくくなってしまっています。受賞した時点では完結していたのだと思いますが、受賞作を発行する際にはシリーズ化を前提に改稿されたのだろうと思います。それ自体は仕方のないことだとは思いますが、それにしてももう少し1巻で起承転結が有ったほうが読者を獲得できるのではないかと思います。

ストーリーの方はこれから3姉妹のうち長女と三女との三角関係になったりするのかな?と匂わせた所で終わっており、なんにしても続きが気になるので次巻を早く読みたいです。

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MF文庫J
書名:しゅらばら!3
発売日:2011/11/23
著者:岸杯也
イラストレーター:プリンプリン

あらすじ

「ニセ恋人3人の彼氏を演じ続ける」という厄介な悩みを抱える、『彼女いない歴=年齢』の高校生・八木本一大。ある日、一大がニセ恋人の1人・星川早少女とデートをしているところに、もう1人のニセ恋人・天弓院真愛が現れる。「ニセ恋人」のはずなのに真愛から強く追及を受ける一大。その場はなんとか言い逃れたが、後日、一大の知らないところで3人のニセ恋人による、とある会談が行われていた……。「八木本一大は、ボクがつき合ってる彼氏でもあるの!」(by早少女)早少女まさかの「ホンモノ彼女」宣言!? その時2人のニセ恋人が取った行動は!? ちょっぴり「修羅場」なドタバタ系ラブコメディ、秘密が曝かれる激震の第3弾!!

感想

『しゅらばら!』シリーズの第3巻です。ついにヒロインたちのニセ恋人関係がお互いにバレてしまうというお話です。

ニセ恋人を一大にしてもらっていると明かしたヒロインたちがお互いに一歩も譲らず主導権を握るための駆け引きをする描写は面白買ったです。特に真愛はこういうことには疎いので出遅れるのかと思っていましたが、流石大財団の子息といったところでしょうか。むしろその他二人よりも頭がまわり口も達者なのでリードしている印象です。もちろんほかのヒロインたちもそれで引き下がるわけではなくお互いに自分の有利になるようお互いに牽制しあいます。また、牽制はしあっていますが、お互い友人として取り繕っている姿も見どころだと思います。

ストーリーの本筋は真愛の親戚の三隅との勝負の話でしたが、それよりもニセ恋人がお互いにバレ他事のほうがインパクトがありちょっと霞んでしまった印象です。

エピローグのシーンで早少女に似た謎の少女がいきなり一大にキスをするという展開で終わっており、非常に続きが気になリます。


MF文庫J
書名:犯人は夜須礼ありす
発売日:2011/12/22
著者:伊都工平
イラストレーター:ろんど

あらすじ

悠木葦人はある日、自宅の前で倒れていた少女を拾う。彼女の名は夜須礼ありす。おとなしいクラスメイトだった彼女は、同級生を殺害し、逃亡しているところだった。「大声を出したりしないって約束できるかしら?」「どのみちあなたは、今日のうちに死ぬしかないもの」「運がなかったわね、悠木君」目覚めたありすに凶器で脅され、葦人はありすを匿うことに。奇妙な同居生活のかたわら、彼女の殺人が信じられず、葦人は事件を調べはじめる。だが二転三転する事件の姿は、全ての出来事を一つの形に繋いでいく――。伊都工平が贈るボーイミーツガールミステリー、ここに開幕!

感想

MF文庫では珍しいジャンルがミステリーのボーイミーツガールとのことで気になったので買いました。著者は『モノケロスの魔杖は穿つ』シリーズや『さくらら!』シリーズの伊都工平先生です。

ミステリー風というだけでミステリーではありませんでした。主人公が異能を持っていてその能力を使って事件の真相を明らかにするのですが、主人公の能力のことが前半では何も説明が無いのでなぜ主人公が色々なことを確信的に悟ることができるのかがわからず、読者は自分で考えることができませんでした。

ストーリーはまぁまぁ面白いです。巨大製薬会社の城下町で陰謀をめぐらしているという設定は無難ですが説得力のある設定で良かったと思います。殺人を犯したのがヒロインではないことは早々に明らかになりますが、その後事件の真相にたどり着くまで二転三転とする展開も面白かったです。

ヒロインの夜須礼ありすですが、イマイチどういうキャラクターなのかつかめませんでした。最後も黒幕に攫われてしまって主人公が助けに行くという展開上登場シーンがめっきり減ってしまいましたので地味な印象です。次巻以降があるのであればもっと活躍するところを見てみたいなと思いました。


MF文庫J
書名:あまとう! 七瀬甘るりに不合格祈願
発売日:2011/12/21
著者:二階堂紘嗣
イラストレーター:(さんかく)

あらすじ

高校二年の俺、葉山一樹は転校先の学校で変わった女子と鉢合わせた。というか押し倒された。事故により。それで俺は彼女……七瀬甘るりの泣き顔を超・間近で見てしまったのだ。その後、なぜか七瀬の罠にかけられた俺は同学年の嬉野さん(着痩せするタイプ)と七瀬の三人で部活を始めることになってしまう。協力する気はないという俺のまっとうな主張は無視。どんな女王様だ! ――でも俺はわかっていなかった。七瀬が、マジで、世界だって変える気でいるってことを。あの時、あの場所で、七瀬を受け止めた瞬間から、全ては始まっていたわけだ。「ノー・プロブレム! ちゃんとトラウマにしてあげるから!」予測不能の学園ラブコメディ!!

感想

二階堂紘嗣先生の新作です。タイトルだけ読むとどういうお話なのか想像がつきにくいですが、解散寸前の軽音楽部のお話です。

まず一番気になった点はタイトル、最期まで読みましたがタイトル、サブタイトル含め内容とは全く関係なかったところで、どこかでタイトルと関連する事項が出てくるのかと考えながら読んでいたのですが肩透かしを喰らいました。あとは併せて帯の煽り文句にもなっているヒロインの「ちゃんとトラウマにしてあげるから!」というセリフも結局どういう意味だったのかよくわかりませんでした。主人公の過去のトラウマと何か関係があるのか…?

内容はよくある青春モノで、この作品の特徴をあげるならば美人な振り回し型メインヒロイン、内気な巨乳ヒロインに毒舌な従妹というヒロインの配置がバランス良い点だと思います。私は特に毒舌な従妹がお気に入りで、作中に挿入された過去の話も従姉妹の現在の気持ちを良く表す演出となっており良かったです。

読んでいる途中で主人公が自分は音痴だと思い込んでいることを克服していく成長過程も見られるのかなと期待していたのですが、今巻のテーマは解散寸前の軽音楽部はの存続であったため、成長についてはさわりの部分だけとなっていました。次巻ではどれほど主人公が音痴を克服するのかという点とそれぞれのヒロインとの関係がどう変わっていくのかに注目したいと思います。


MF文庫J
書名:この部室は帰宅しない部が占拠しました。3
発売日:2011/11/25
著者:おかざき登
イラストレーター:ぺこ

あらすじ

人畜無害な超シスコン高校生・柊木夕也。彼はある晩、学校で生活している2人の美少女・桜江ゆすら、木滝恋子と出会い、『帰宅しない部』を設立する。生徒会長・秋月琴音に学校から追い出されそうになったり、夕也のシスコン発動で帰宅したりと、はちゃめちゃだが楽しい毎日を過ごす帰宅しない部の面々。しかし、対照的に生徒会では不穏な空気が漂っていた……。琴音、生徒会長の座から陥落――!? 「がう。……おっぱいさんも群れの仲間になる?」(by桜江ゆすら)「おっぱいさん」こと生徒会長まさかの入部!? 部室で同居な学園ラブコメディ第三弾開室!! 「そんなことより、その呼び方、なんとかならない……?」(by秋月琴音)

感想

『帰宅しない部』シリーズの第3巻です。表紙に描かれている琴音メインのお話でした。

生徒会長である琴音が夕也たち《帰宅しない部》に近づきすぎているという噂が広がり(広げたのは耶宵)、琴音の右腕だった右京、左京が立ち上げた第二生徒会と体育祭で対決するというストーリで、正々堂々と勝負し第二生徒会を解散させるところはそれまでかなり容赦のない妨害を受けいただけあって爽快感がありました。しかしこの『帰宅しない部』シリーズの魅力が活かせていたかというとあまり活かせていなかったと思います。よくあるストーリーになってしまっていて、『帰宅しない部』の特徴が無い巻でした。ストーリーの大筋もそうですが、それ以外の部分でも学校に寝泊まりしている部分の描写やそれを活かしたエピソードが少なくなっていて物足りなさを感じてしまいました。

今巻の最後で看護マニアの御子神さんが帰宅しない部員に加わったので、次回はまた『帰宅しない部』らしさが復活することを期待します。

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プロフィール

シバツジ

Author:シバツジ
職業:システムエンジニア
趣味:ライトノベル、ネットゲーム、フィギュア、散歩


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